
60歳到達時賃金は、その金額を直接入力するか、「賃金計算」のボタンをクリックして、「60歳到達時賃金入力」ダイアログで平均賃金を求めて入力できます。
基本年金額(月額)は、その金額を直接入力するか、「年金計算」のボタンをクリックして、「年金計算」処理にて基本年金額(月額)を求めます。
加給年金額は、その金額を直接入力するか、「年金計算」処理にて算出します。
C−1.賃金計算

平成7年4月1日以降、60歳以上65歳未満の人の最初の失業時には、離職時の賃金が低下している場合、60歳時点の賃金を基礎として基本手当を算定、登録し、それに基づいて高年齢雇用継続給付を行います。この画面は、そのための入力を行います。
定年前6ヶ月間の賃金額の入力
示された期間に該当する賃金額を入力すると、60歳到達時の賃金額を自動的に算定します。「戻る」ボタンで、この画面を呼び出した画面の60歳到達時の賃金額に、算定した金額をセットします。
C−2.年金計算

C−2−1.加入期間入力
厚生年金の加入月数及び平均標準報酬月額を入力すると、年金額を算出します。年金額は【年金額内訳】で確認することができます。
「平均標準報酬の算出」をクリックすると、平均標準報酬を算出するための基礎データ入力のための「期間入力」の画面が開きます。
C−2−2.加給年金基礎情報入力
「加給年金基礎情報」の配偶者の有無、子の数を入力すると、加給年金額を算出します。配偶者は「有」「無」のいずれかをクリックし、子の数はスピンボタンをクリックして、人数を入力して下さい。
C−2−3.年金額内訳表示
「年金額内訳」は、「加入期間入力」「加給年金基礎情報」の入力内容に基づいて算出した年金額の内訳を表示します。
「戻る」ボタンを押すと、この画面を呼び出した画面の年金額に、算出した金額をセットします。
在職老齢年金の計算上は、基金部分も厚生年金に含めて支給停止額を計算しています。年金額はグロスで計算し、基金の加算部分はプラスアルファという考え方に立っています。
C−2−4.年金計算画面【基金版】

C−3.平均標準報酬月額の算出
C−3−1.期間入力

「自・至」の期間の項目をクリックすると「日付入力ダイアログ」が開きます。この画面で厚生年金に加入していた期間を入力します。
「自・至」の期間を入力後、登録ボタンの押下で加入歴リストにセットされます。複数の加入期間を入力する場合には、続けて「自・至」を入力して下さい。
「日付入力方式の変更」で入力方式が変更できます。
が選択できます。
すべての加入期間の入力が終わったら、標準報酬月額入力のボタンを押下して下さい。「標準報酬月額」入力の画面が開きます。
C−3−2.標準報酬月額入力

昔の標準報酬月額をそのまま使用したのでは、年金額を算出する平均標準報酬月額が低くなり、被保険者に不利になります。そこで、昔の標準報酬を現在の賃金水準に直す必要があります。これはそのための画面です。
標準報酬月額の入力
各「標準報酬月額」に対応する「至年月」と「標準報酬月額」を入力します。
「標準報酬月額」が同じであれば期間を区切る必要はありません。再評価率の違いは自動的に判断して計算します。
すべてのデータを入力して、計算ボタンを押下して下さい。「平均標準報酬月額」を算出し表示します。
C−3−3.平均標準報酬月額の算出表示

標準報酬月額を、各期間に対応する再評価率に基づいて再評価し、「平均標準報酬月額」を求めます。
再入力ボタンで「標準報酬月額」入力の画面で修正入力ができます。
登録ボタンを押下すると「実期間」及び「平均標準報酬月額」が入力欄にセットされます。
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