退職共済年金を受給中で、昔に加入した厚生年金の年金はどうなるか


Q.
64歳です。4年前に25年勤めた役所を退職し、退職共済年金を受けています。公務員になる前に3年間ほど民間会社に勤務し、その時に厚生年金に加入していました。この分の年金をもらう手続きはどうしたらいいのですか。
 老齢基礎年金の受給資格期間があれば、1年以上の被保険者期間の老齢厚生年金は60歳から支給されることになっていますが、厚生年金・共済年金の被用者年金制度の場合は、両方合わせて20年以上あればよいことになっています。あなたはその要件を満たしているので、特別支給の老齢厚生年金を60歳から受けることができます。

 手続きは、あなたの退職共済年金を支給している共済組合に連絡をして、あなたが25年間共済組合員であったことを証明する「年金加入期間確認通知書」の交付を受けて下さい。それを添えて社会保険事務所に特別支給の老齢厚生年金裁定請求書を提出します。

 厚生年金の被保険者証や戸籍謄本、住民票などの添付も必要です。3年分まとめて一度に支給されます。
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