厚生年金に加入17年。今退職した場合と加入20年待って退職した場合の受け取り金額の違いは


Q.
厚生年金に加入17年です。退職後、自営を考えております。今退職するより加入20年を待って、退職した場合の受け取り金額はどれくらい違うでしょうか。
厚生年金の計算は、「生年月日」「加入期間の年齢」「平均標準報酬月額」によってすべて違う計算結果となりますので、加入期間だけでは正確な年金額をお答えすることはできません。ただ次の条件は場合にはどうなるのかという形で回答いたします。
 1.生年月日は昭和12年10月10日生まれとします。
 2.厚生年金の加入期間は、43歳より本日現在までの17年とします。
 3.「平均標準報酬月額」は、300,000円とします。
以上の前提条件で計算すると、17年の場合には「老齢年金」は年額約1,047,500円となります。本日以後3年間継続して勤務した場合、年額約1,140,300円となります。上記の前提での計算では「中高歳の加入期間の特例」により、定額部分の計算では20年未満は20年とする特例がありますのでこのようになります。ただ、生年月日等の前提条件の違いによって、結果が変わります。
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