再生手続支援システムQ&A


【質問】  同じ債権者(ただし住所や部署名は別)について債権者番号を同一にして枝番をつけることができません。どうすればよいのでしょうか?(2012-6-18)
 

【回答】  同一債権者で債権者番号を同一にして債権に枝番を付けるには以下の条件をすべて満たしている必要があります。
1)債権者コード(債権者マスターの識別番号)が同一である。
  債権者コードが同一であれば、支店コード(債権者支店マスターの識別コード)が違っていても同一債権者番号が付与されます。
例:9001-1 と9001-2等は債権者コードが同一なので債権者番号は同じです。

2)上記1)のデータは連続していること。
  ユーザー登録時に、「会社」+「支店」で登録されていない場合、連続していても債権者コードが違うため同一債権者にはなりません。 例:9001-1と9002-1は債権者コードが違うため同一債権者番号にはなりません。
「9001-1」は債権者一覧の「負債の入力」画面中程、矩形内に表示されている値です。
 

申立シミュレーション画面から【債権者一覧表】で確認します。
申立人の債権者入力の順番の関係で、債権者一覧表中の並び位置が離れていたりすると別個の債権者として扱われます。
債権者一覧表中の並び位置が離れていると別個の債権者として扱われる。
債権者一覧表中の並び位置を連続させて債権者番号をセットし直すと、同一債権者となる。  債権者コードが同一であれば、債権者データの順番をマウスでドラッグして連続させ債権者番号をセットし直すと同一債権者となり、枝番がつきます。

同じ債権者名なのに、上記方法で同一債権者とならない場合
 それぞれの債権者を選択し詳細画面を開きます。
詳細画面中央右の矩形内に、【債権者コード-支店コード】の数字が表示されます。(右画面の赤い字の右側)
それぞれの債権者データの【債権者コード】が異なると、同一債権者とならないので、左上の【債権者の変更】から債権者を同一の債権者マスタのものに変更します。
当該債権者の詳細を確認。
法人を選択し、支店の登録を行う。 【債権者の変更手順】
検索する債権者(会社)を入力し、【検索】ボタンを押します。目的の支店・営業所が有れば選択し、【変更】ボタンを押します。
変更したい支店が存在しい場合ば、債権者一覧画面の[検索]で債権者の本支店データを作成してから、[債権者の変更]処理を行って下さい。(債権者本支店の新規登録手順は下記を参照)
【債権者本支店の新規登録手順】
債権者一覧の[検索]ボタンを押して開いた画面で、 検索する債権者(会社)を入力し、支店名は入力せずに【検索】ボタンを押します。任意の支店・営業所を選択状態にし、【本支店新規登録】ボタンを押します。
新規登録する支店・営業所は選択された任意の支店・営業所と同一の会社コードを持ち関連付けされます。
法人を選択し、支店の登録を行う。
債権者支店新規登録画面  支店の必要情報を入力し【登録】ボタンを押すと、債権者マスタに登録されます。
上記【債権者の変更手順】に記載の要領でこのデータを検索して[変更]して下さい。
 登録された支店は【債権者一覧】の末尾にセットされますが【詳細入力】で負債額を入力しない場合は債権者一覧に保存されません。

詳しくは機能説明書項目8-(2)-(H)債権者一覧表を参照下さい。