再生手続支援システムQ&A

【質問】
再生ソフトをLANの環境で複数台のパソコンで利用していますが、クライアントパソコンで更新したデータがサーバー機に反映されません。(2005-1-26)

【回答】
1)ネットワークの接続が正常になされていないことが原因です。ネットワークの接続を確認して下さい。一度ネットワーク接続が正常にできた後、あくる日にネットワーク接続が正常にできない原因の大半は、サーバー機として利用しているパソコンの、「TCP/IPのプロパティ」の設定が、「IPアドレスを自動取得する」となっている場合です。「IPアドレスを自動取得する」となっている場合、サーバー機が起動されるタイミングによっては、ルーター又はPCサーバーのDHCP機能によって付与されるIPアドレスが以前に接続を確立したものと異なったものとなります。クライアントパソコンがサーバーの共有フォルダを参照しようとした時、クライアントが持っている「接続が確立された時点のIPアドレス」と現在の「サーバーに付与されたIPアドレス」が違うので接続することができません。このことが原因の場合は、サーバー機のIPアドレスを「固定」に設定すると解決します。

2)サーバー機の共有フォルダのアクセス権を変更した場合、又は共有フォルダのアクセス権が正しく設定されていない場合は、サーバーに接続できません。共有フォルダの「アクセス権」及び「セキュリティ」の設定を正しく設定して下さい。

3)ウイルスソフトを導入した場合のパーソナルファイアウオールの設定が適切になされていない場合にもサーバーに接続できません。

通常、マイネットワークのローカルネットワークにサーバー機の共有フォルダが表示され、そのフォルダのファイルにアクセスできる場合、接続は正常です。再生ソフトの「データベースフォルダの指定」でサーバー機の共有フォルダの「再生用のデータベースフォルダ」を指定できれば、接続は確立されたことになります。ただし、以降のパソコン使用時に、この接続が常に確立していることを意味するものではありませんので、起動時にサーバー機の共有フォルダにアクセスできることを確認されるのが良いと思います。

なお、ネットワークの設定に関するサポートは行っておりません。ネットワークに関して知識がない場合にはネットワーク利用はしないで下さい。