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財投計画額の98%使い残す

住宅金融公庫借り換え増で


 住宅金融公庫が02年度の財政投融資計画に基づいて割り振られた計画額の98%にあたる4兆8669億円を使い残したことが、財務省が30日発表した02年度の財投運用状況でわかった。財投全体でも計画額26兆7920億円のうち3割近い7兆2572億円を使い残した。住宅公庫の融資は、低金利の民間ローンなどへの借り換えで繰り上げ返済が相次ぎ、戻ってきた資金で新規融資をほとんどまかなったためだ。

 財務省によると、住宅公庫は@貸出戸数が19万戸と計画の50万戸を大きく下回ったA低金利の影響で、借り入れの繰り上げ返済が6兆6000億円と計画(5兆2000億円)を上回った━━のが理由。03年度の計画額は2兆1000億円に減らしたが、民間への借り換えが続けば04年度計画で一層の削減を迫られそうだ。 【塚田健太】

2003年7月31日 毎日新聞