トピックへ戻る


高額所得者

年金給付額に上限

厚労相 制度改革で指針


 厚生労働省は18日、04年の次期年金制度改革で、高額所得者の年金給付額に上限を設ける方向で検討に入った。少子高齢化の進行で現役世代の負担が増える中、世代間の公平を図るためにも、年金受給者に新たな痛みを求める必要があると判断した。

 坂口力厚労相は同日、「次世代も安心できる年金を構築するために、年金保険料の負担率、給付額ともに上限を設ける」など年金改革に当たっての基本指針を示した。

 厚労省は昨年末、現在13.58%(労使折半)の年金保険料を200%程度に引き上げ、保険料収入が減れば給付水準を下げて調整する改革案を提示した。同省は指針を踏まえ、高額所得者の給付を削減する仕組みをつくる方針だ。  【三岡昭博】

2003年4月19日 毎日新聞